ウルトラセルZi:(ULTRAcel Zi:)
ウルトラセルZ:(ジー)は、ウルセラと同様にHIFU(ハイフ):高密度焦点式超音波という技術を用いた、タルミ治療器です。
現在のところHIFUは、機器を使用した、つまりダウンタイムやお身体への負担が少ないタルミ治療として最もメジャーな治療技術となっています。
前世代のウルトラセルQ+はHIFU機器として、日本で最も普及した機器でしたが、当該機器は、その最新バージョンで最終形態、完成形という意味も込めてZ(ジー)と命名されたようです。
その名に恥じぬように、これまでのHIFU機器にはなかった機能が盛りこまれ、また多くのスタディによる医学的エビデンスに裏打ちされた、照射法、機器設定が明確に示されており、なおかつそれは現在進行形で改善が施され続けています。
ウルトラセルZi:の特徴
基本的な治療理論は、ウルセラと同様ですが、後発機ゆえの工夫が施され、かつ治療にかかる経費が比較的安価なため、治療費用を抑えて提供することが可能となりました。
ウルセラは、皮膚表面から、1.5mm、3mm、4.5mmの3つの深さに対して、超音波を収束させ(HIFU)、組織にドット状の熱凝固点を形成し臨床効果をもたらします。一方、当機器は、1.5mmから4.5mmまで、0.5mm刻みで深さを調整することが可能で、治療の自由度が高まりました。
また、ウルセラの場合、1.5mmの深さで照射を行うと、浮腫が高率に生じ、見た目のダウンタイムがあるため使用が控えられることが多いのですが、当機器の場合は、浮腫の発生率が低いため、積極的に使用することができ、結果的に、皮膚表面のハリが早期にわかりやすくみられます。
さらに、照射エネルギーの形状が2種類あるのも大きな特徴です。一つはウルセラと同じく、任意の直線上にドット状の熱凝固点を作るパターン。もう一つは、連続的にライン状に照射するパターンでLinear(リネア)と呼ばれています。
リネアは、その蓄熱効果により、一定の深さで脂肪の減少を促す効果があり、顔や顎下だけでなく、ボディへの適応も限定的ながらあります。
また、当機器の最近の研究によれば、逆に脂肪増量(頬のコケなどに対して)をもたらす可能性も示唆されています。
適応・症状
● まぶたが重く、目の開きが悪くなってきた
● ほうれい線が目立ってきた
● 顔の皮膚が下がって、顔立ちがぼやけている
● フェイスラインをシャープにしたい
● 顎下にたるみがある
● 肌のハリや弾力を取り戻したい
● 毛穴を引き締めたい
● 手術や糸以外の治療で顔を引き上げたい
ダウンタイム・併発症
・一時的な皮膚の赤みやミミズばれのような浮腫が数日ほど残ることがあります
(ミミズばれのような浮腫は、ごくまれですが数か月残る場合があります)。
・筋肉痛のような痛み、圧痛、また、しびれ感(主に頭部)が数週間~1か月程残存することがあります。
・まれに、皮下出血が生じ、2週間ほど残存することがあります。
治療後すぐにメイクが可能です。必要であればメイクグッズをご持参ください。
治療をお受けになれない方
・ペースメーカーや埋め込み式除細動器が身体に留置されている方
・ケロイド体質の方、糖尿病など創傷治癒に問題がある方
・妊娠中の方、授乳中の方
・治療部位に大きな瘢痕組織のある方、治療部位に病変がある方
・金の糸や溶けない糸が留置されている方
・成長因子の注入療法をお顔に受けたことのある方
・その他、医師が治療の適応がないと判断した場合
・病気で加療中の方は状況によっては治療が行えない場合があります
治療費
頬 のみ 154,000
頬+顎下 198,000
全顔 176,000
全顔+顎下 209,000
顎下のみ 55 ,000
モニター募集中 上記半額
タッチアップ 44,000
(100shotsごとに )
*プレミアムプラン
全顔 顎下 253,000
(ショット数増量)
ウルトラセルZiとサーマクール費用の合算から10%引き